仕事に行く前や家事の合間など、習慣的にコーヒーを飲む人も多いのではないでしょうか。ただ、毎日のようにカフェや喫茶店、自販機などで購入しているとトータルの費用が気になりますよね。
そんな方におすすめなのがカフェ・喫茶店のサブスクリプションサービスです。利用頻度によっては、サブスクを活用したほうがお得にコーヒーを楽しめるかもしれませんよ。
ということで今回は、カフェ・喫茶店のおすすめサブスクサービスを7つ厳選して紹介していきます。生活圏内にお店があったら、ぜひ利用してみてください!
目次
カフェ・喫茶店のサブスクは大きく分けて2タイプ!
カフェ・喫茶店のサブスクリプションサービスは大きく分けて「飲み放題タイプ」と「1日1~2杯タイプ」の2種類があります。それぞれサービスの内容が異なるため、両タイプの特徴やメリット・デメリットを詳しく確認していきましょう。
飲み放題タイプ
まずは、飲み放題タイプの特徴とメリット・デメリットを紹介していきます。
<特徴>
飲み放題タイプは、月額料金を支払うことで、サブスク対象ドリンクを1日に何杯でも飲めるようになるサービスです。専門店の本格的なコーヒーを、追加費用を気にせずに飲めるのが大きな特徴となります。
<メリット>
最大のメリットは、コストパフォーマンスに優れていること。どれだけ飲んでも料金が変わらないため、利用頻度が高い人であれば、元を取ることができるでしょう。
<デメリット>
デメリットは、「1日1~2杯タイプ」に比べて、対応店舗が少ないことです。このタイプは利用回数が多ければ多いほどお得になるので、日常的に通えなければ、かえって損をしてしまう可能性があります。生活圏内に店舗があれば問題ありませんが、近くに対応店舗がない場合は、活用しきれないかもしれません。
1日1~2杯タイプ
次に、1日1~2杯タイプの特徴を紹介していきます。
<特徴>
このタイプは、月額制でサブスク対象ドリンクが1日1~2杯無料になるサービスです。無料で飲める杯数は店舗によって異なり、中には3杯以上飲めるサービスもあります。
<メリット>
メリットは、飲み放題タイプよりもサービスを展開している店舗数が多いことです。対応エリアも広い傾向にあるため、比較的店舗を探しやすいでしょう。
<デメリット>
デメリットは、サブスクの範囲内で飲める杯数が制限されていることです。1日に何度もコーヒーを飲む習慣がある場合、回数制限が設けられていると不便さを感じてしまうかもしれません。
飲み放題タイプのおすすめサブスク2選
ここからは、飲み放題タイプのサブスクを提供しているカフェ・喫茶店を2つ紹介します。
- ゼロcafe
- COFFEE App
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ゼロcafe
ゼロcafeは、月額4,298円でコーヒーが飲み放題になる会員制のカフェです。
利用条件の範囲内であれば、何度でも何時間でも利用してOK。ゼロcafeの提携店舗でアプリ会員証を見せるだけで、手軽にコーヒーを楽しめます。
また、ゼロcafeは、電源やWi-Fiが使い放題になっているのもメリットの1つ。東京を中心に展開しており、渋谷など主要駅の近くに店舗があることが多いため、スマホやPCを使ってのんびりとコーヒータイムを満喫したい人はもちろん、コワーキングスペースとして利用したい人にもおすすめです。
ただし、店舗によっては利用時間が制限されているケースもあるので要注意。特にお店が混雑しやすい時間帯や土日祝日などは利用できない可能性があるため、事前に専用アプリで条件を確認してから来店するようにしましょう。
公式サイト:ゼロcafe
COFFEE App
COFFEE Appは、月額4,180円で対象店舗のコーヒーが飲み放題になるサービスです。北参道の「KITASANDO COFFEE 北参道店」、渋谷の「TAILORED CAFE SHIBUYA」など、複数の店舗で利用できるようになっています。
なお、上記の2店舗は完全キャッシュレスカフェとなっており、事前にアプリでモバイルオーダーすることが可能です。来店前にドリンクを注文しておけば、待ち時間なくスムーズに店舗で商品を受け取れるため、急ぎのときでもストレスなく利用できるでしょう。
また、COFFEE Appでは季節ごとに異なるコーヒーを提供しており、年間を通して幅広いフレーバーを楽しめます。そのため、新しい味と出会いたい、いろいろなコーヒーを飲んでみたいという人にもぴったりです。
公式サイト:COFFEE App
1日1~2杯タイプのおすすめサブスク4選
続いて、1日1~2杯タイプのサブスクを提供しているカフェ・喫茶店を4つ紹介します。
- 上島珈琲店PASS
- カフェ・ド・クリエ
- coffee mafia
- ODEONS COFFEE&GALLERY
こちらも詳しくチェックしていきましょう。
上島珈琲店PASS
大手カフェチェーンとして知られる「上島珈琲」のサブスクサービスです。以下3つのプランが用意されており、プラン内容によって利用できるメニューや曜日、時間帯などが異なります。
- 朝活8:月額3,000円
- ウィークデイパスポート:月額4,000円
- ネルドリップコーヒーパスポート:月額5,000円
イートインだけでなく、テイクアウトにも対応しているため、出勤前や家事の合間など、忙しいときでも利用しやすいでしょう。
なお、サブスクサービスを利用する場合は、専用のスマートフォンアプリを用いる必要があります。下記URLからダウンロードページへアクセスできるので、利用を検討している方はあらかじめダウンロードしておくのがおすすめです。
ダウンロードページ:上島珈琲店PASS
公式サイト:上島珈琲店
カフェ・ド・クリエ
カフェ・ド・クリエでは、月額6,000円で利用できるサブスクサービスを展開しています。
対象ドリンクには、ブレンド、アメリカン、ティー、アイスコーヒー、アイスティーなどが含まれており、いずれかのドリンクを1日2杯まで飲むことが可能。受け取り時はアプリ内に付与されたチケットを会計時に提示するだけなので、手軽に楽しめるでしょう。
なお、こちらのサブスクは、メゾン・ド・ヴェール店舗を除く、カフェ・ド・クリエ全店舗が対象となっています。
公式サイト:カフェ・ド・クリエ
coffee mafia
coffee mafiaには、以下3つのコースが用意されており、それぞれサブスク対象となるドリンクや1日あたりに飲める杯数が異なります。
- LIGHT:月額2,000円
- STANDARD:月額4,800円
- PREMIUM:月額6,500円
最大の魅力は上質な味わいのハンドドリップコーヒーを手軽に味わえること。豆から焙煎・抽出までこだわったコーヒーを、サブスクでお得に楽しむことができますよ。
公式サイト:coffee mafia
ODEONS COFFEE&GALLERY
ODEONS COFFEE&GALLERYは、麻布十番にあるコーヒーショップです。以下4つのプランに分かれており、こちらもプランによって内容が異なります。
- コーヒー&ラテ5:月額1,000円
- コーヒー&ラテ10:月額2,000円
- コーヒー&ラテSTAR:月額3,000円
- コーヒー&ラテMASTER:月額4,500円
特徴的なのは、4つ目の「コーヒー&ラテMASTER」プラン。すべてのドリンクを毎日1来店1杯まで無料で受け取れるだけでなく、スイーツやお花など月替わりのプレゼントも用意されています。コーヒーだけでなく、紅茶や甘酒なども楽しめるので、気になる方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:ODEONS COFFEE&GALLERY
【番外編】淹れたてコーヒーをロッカーで受け取れる!AIカフェロボット「root C」
最後に、上記の2タイプとは少し毛色の異なる「root C」というサブスクサービスを紹介します。
AIカフェロボット「root C」は、数種類のスペシャルティコーヒーやラテなどを、駅や商業施設などに設置された専用のロッカーで受け取れるサービスです。単品購入(450円/杯)に加え、以下2つのサブスクリプションサービスが用意されています。
- Limited Plan(1カ月8杯まで):月額1,980円
- Unlimied Plan(杯数無制限):月額7,980円
ちなみに、注文・受け取りの手順は次の通りです。
- アプリをダウンロードして、会員登録を行う
- コーヒーの受け取り場所を選択する
- コーヒーの種類を選択する
- 受け取り時間を選択する
- 受け取り時間になったら、アプリでロッカー番号を確認してロックを解除する
- ロッカーからコーヒーを受け取る
何よりも魅力的なのは、淹れたてのコーヒーをいつでも手軽に楽しめることです。注文してすぐに受け取るだけでなく、事前に予約しておくこともできるため、幅広いシーンで利用できるでしょう。
公式サイト:root C
喫茶店・カフェのサブスクを利用してお得にコーヒーを楽しもう!
ここまで紹介してきたように、カフェ・喫茶店の中には定額制でお得にコーヒーを楽しめるサービスを提供している店舗がたくさんあります。
飲み放題タイプや1日1~2杯タイプを中心に、近年では最後に紹介した「root C」ような変わり種のサブスクサービスも登場してきているので、コーヒーがお好きな方は、ぜひ各サービスの特徴をチェックしてみてください。
なお、各サービスの利用を検討する際は、自身の利用頻度や来店のしやすさが重要な比較ポイントになります。どれだけ魅力的なサービスでも、サブスクを利用する頻度が少なかったり、物理的に来店するのが難しかったりすると活用しきれない可能性があるので、このあたりを踏まえたうえで自分に合っているサービスを選んでみてはいかがでしょうか。